Sbreenちゃんの一年の歩みが届きました! | 世界とつながるお手紙交流

Sbreenちゃんの一年の歩みが届きました!

Sabreenちゃんの一年の歩みが届きました!








少しお姉さんになった感じかな。相変わらず美人ですやはり以前は着ていなかったスカーフをするようになったばかりみたいです。
プランのスクールカバンを持っています。
女の子がなかなか学校に行けない地域の中でちゃんと通えているんだなと、ちょっと安心。

好きな科目は理科だそうです。理系だなんて素晴らしい☆

ぜひぜひ、将来は首都カラチの大学まで行って、理系を活かした仕事に就いてほしいなぁー。と夢がふくらみます。

去年病気を患いましたが、治療を受けて現在は元気にしているそうです。

病気の時期があったんですね。治療を受けられて回復して本当に良かったです。

全員、きれいなドレッシーな服を着て写真を撮ってくれてます。妹ちゃんも手足がのびましたね。

後ろの壁に描かれている絵がすごく気になります…。なぜ微妙に目つきの悪いキリンと連れて歩いている(?)男の人なんだろう?
自宅の前で撮影とあるので家の壁のはずだけど、家族で描いたのかな?

アルファベットはAREAと書いてあるようです。

これは、会いに行って確かめるしかないですね☆






報告書には、スクールバックを支給された女子生徒達の写真がありました。

学校に通えない12〜19歳の女の子600人を支援し9〜10年生を修了したことや、2011年に洪水の被害に遭った学校の再建や生後病気にかかり障害を持った女の子を支援し文字を覚えられるようになった話などが書かれていました。

パキスタンのチャイルドにしようと思った最大の理由は、極端に低い女の子の就学率の支援の応援をしたかったからです。マララさんの本にも影響されました。

パキスタンは男女平均でも識字率が55%しかなく、ずっとこの割合は10年以上変わってません。女の子の識字率はずっと低くなります。

それなのに、なぜか義務教育制度がないのです。経済的に余裕がない国でも、せめて義務教育にすることが国民に一番必要なことで、優秀な人材の可能性を伸ばすことが国の発展につながるのに。

パキスタンはすごく腐敗した政治体制だそうです。
この地域の地主も識字率が低いので人々が学校に行き教育を受けるのを嫌がると以前の報告書に書かれていました。

報告書では若者グループを作り、演劇などを通じて、政府に義務教育を受ける権利、無償化の条例案の署名を集め、粘り強い活動の結果、政府が草案を作成することになったと書かれています。

これが通れば公立学校は無料になるのだそうです。2013年の条例案とあるのですが、草案になり、もうすぐ通るのでしょうか。

パキスタンの国の政府のトップが早く義務教育制度を作り、全土で無償化すれば良いのになと思います。

パキスタンでは歴史も独立以前のものは教えていないそうで、北部地域の仏教遺跡が中国との開発による道路工事で破壊されても気づかなかったり、治安の問題も関係してモヘンジョダロ遺跡の保存が出来ずに崩壊しつつあったり、教育関連が一番重要課題なのではと思います。

パキスタンの中でも識字率や教育、医療設備が極端に低いこの活動地域で、先進的と言える様々なケアがなされているのが分かり、今後もどんどん規模も大きく広まってほしいと思います。